その強烈な個性とは・・・・
あまりの源泉成分の濃さのゆえに、宿の金属は腐食し、家電製品が壊れまくるという・・・!
そんな本格的なお湯が自慢の、山間のお宿に行ってきました。
日光から、もしくは那須から、どちらからでもアプローチ可能。
塩原温泉の温泉街から少し山に入ったところにあります。
このあたりのエリアですと秋の紅葉の時期がいいかもしれません。
(泊まったのは紅葉終わりかけの時期でした)
ロビーの奥にテラスがありますが、
天気のせいか(この日は雨)何のせいか、やや残念な感じでした。
ご自慢のお湯は「黒い温泉」
これは「藤の湯」という貸切内風呂です。
いろいろな湯船があって、なんど案内を見てもよくわからなかったのですが、
「五色の湯」という源泉があって、
「平家隠れの湯」「子宝の湯」「藤の湯」などの湯船にひかれている、と。
そしてそのうちの1つ「五色の湯№3」という源泉が引かれたのが、
この宿自慢の「墨の湯」という、真っ黒い湯船のようです。
さらに複雑なことに、
「墨の湯」「鹿の湯」「高尾の湯」が1浴場、
「平家隠れの湯」「御所の湯」が1浴場、
でそれぞれ男女入れ替え制、
と1つの浴場に複数の湯船があり、
また露天風呂もあるのでもうわけわかりません。
いまだにわかりません。あってるかな・・
お部屋の様子。確かに部屋の冷蔵庫の中がピンポイントでさびていた??
那須牛のおでまし!
この日は那須牛がメイン。観光客のツボは押さえています。
あとは山菜の煮付など。
個人的にはこういう素朴な山菜料理の方が中途半端なお刺身などよりも好きです。
日本酒に合うしね。
朝ご飯はいわゆる秘湯の宿の朝食です。
建物の年代のせいでしょうか。腐食のせいでしょうか。
味わいがあるほど古いわけでもなく、小綺麗なわけでもなく、よくも悪くも「昭和な感じ」がしました。
お風呂の混浴の入替シフトがやや微妙かも(入れない湯船がありました)。
周辺に観光スポットも多いのでそういう意味ではトライしやすい宿かとは思います。
秘湯スタンプで無料宿泊したい度:★☆☆☆☆
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塩原温泉 大出館