あつあつのお湯が魅力
和歌山県田辺市、熊野古道探訪の拠点にぴったりの温泉街。
沢沿いに数件の温泉宿が並びます。
湯の花でできた仏像を祀るお寺、つぼ湯という共同湯、卵をゆでられる湯筒など狭いながらも興味深い場所がたくさんあります。
今も賑やかな宿場という風情です。
お部屋の窓から眺めた温泉街の様子
左端に写っているのが薬師寺というお寺です。
なんと湯の花の化石?からできた仏像を安置しているという、温泉街ならではの信仰。
お部屋は普通の和室です。
お湯は熱いです・・・
ぬるすぎるのもアレですが、熱すぎるのもアレですな・・・
温泉街の源泉でみんながこぞって卵やら野菜を茹でてるのですから、
推して知るべし。
内湯は2つあって男女で入れ替え制です。
さすが熊野、木がふんだんに使われています。
この木製の古い内湯浴場というのは、雰囲気がよいので好きです。
秘湯らしい思います。
露天風呂は外が涼しいのでなんとか!だましだまし入れました。
貸し切り湯も木製です。
さてお夕食です。
いや、いや、予想以上に豪華!!!!
お部屋食でして、普通の旅館並みに豪華な食事が並びます。
勝手なイメージ、熊野古道=修行者=山菜ばっかり、と思っていたので・・・
ちっとも山の宿ではありません(いい意味で)。
熊野牛のしゃぶしゃぶは温泉で!!
温泉のお湯でしゃぶしゃぶします。いいアイディア!
なんか普通より柔らかくておいしい気がします。
これはやはり、しゃぶしゃぶしちゃおうかな~、と思いつくぐらい熱い源泉だということを示しているのではないでしょうか。
朝食は温泉粥で胃腸すっきり
昨夜がごちそうだったので翌朝こそは質素な朝食で身を引き締めます。
温泉粥でさっぱりと。
これはやはり、お粥つくっちゃおうかな~、と思いつくぐらい(以下略)・・
まわりの古い山の温泉街の雰囲気、歴史あるお風呂は、思ったより風情たっぷりでした。
もっと本当に、山の中の巡礼用湯治場だと思っていたので、こんな普通の旅籠だとは予想外。
そしてお湯の熱さも予想外。熱めのお湯が好きな方(うちの祖母とか)にはたまらないでしょう。
遠いので残念ですがご招待再訪は難しいですね・・近ければ行きたいです。
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