日本秘湯を守る会は秘湯と呼ばれるお宿が集まって創立された旅館組合の名前。加盟しているお宿に泊まるとスタンプ帳にスタンプがひとつもらえて、10個たまると10軒のうち好きなお宿に無料で1泊泊まれる仕組みです。このサイトでは200軒近くある全国の加盟旅館の中でも特におすすめのお宿をご紹介します。

寒の地獄温泉 寒の地獄旅館

九州は九重のおしゃれ宿
ただしその名が示す通り・・・

民芸風のお宿で、夕飯は囲炉裏を前にゆっくりと。ちょっとした美食宿です。ドライブに向いているゾーンなので観光的にもばっちりです。

一番の特徴はお湯でその恐ろしい名前が示す通り冷泉です。
寒い地獄って・・・・!?


雪解けを待って訪問

九州とはいえこの辺は冬場は雪が降ります。
雪が解けたころを狙って訪れました。

木造2階建てのお宿、中の廊下はぴっかぴか。
江戸時代からあるお湯ですが、最近改装したそうです。
その割に昔っぽい雰囲気があって快適です。

特に気に入ったのがこの休憩ゾーン

貸切湯に向かう途中、お庭を挟んで向かいにあります。
囲炉裏を囲んで座れます。お風呂からあがって、涼みながらちょっとひとやすみ。

そしてご自由にどうぞ・・・

ゆでたまご!

こういう田舎のもてなし、のような設定があると俄然テンションがあがります。
ただ、風呂上がりにゆでたまご・・・・あうかというと、もちろんビールの方があいます。
なので自販機でビールをかって、ゆでたまごはつまみにして楽しみました。

お夕飯は囲炉裏のあるお食事処で
一組ごとに小さな囲炉裏を囲んでいただきます

揚げたててんぷらや馬刺しなど豪華そのもの。
雰囲気も含め美食宿です。



翌朝の朝食はこれまたおしゃれ!

さて肝心のお風呂ですが、
春はまだ冷泉やってませんでした!

夏場だけだそうで、浴槽からっぽでした。

長年の温泉巡りの末、
熱すぎるお湯や、ぬる湯より、やはりお湯は適温に限るわい、という結論にたどりついたわけですが、
それでも名物のお湯に入れないというのは痛恨のミスでした。
もちろん、内湯や貸切湯はその冷泉を温めたもので、とても快適でした。

【感想】
秘湯ラインナップの中では、高級美食宿の部類に入るでしょうか。
サービスや設備もよかったです。
近ければご招待で再訪したいですが、いかんせん大分なので残念です。
そしてまた大分に行く機会があれば、大分は秘湯も豊富なので他の宿に泊まってみたいかも。



湯スタンプで無料宿泊したい度:★★★


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寒の地獄温泉 寒の地獄旅館(JTBのホームページ)

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