建物はまさに歴史系秘湯
全て木造の、その立派な本館とお風呂は大正時代に建てられたものだそうです。一朝一夕では生み出せない、小手先ではない本物感。この本物感を味わえるのも歴史系秘湯の宿ならではです。
青森の名湯、というにふさわしい貫禄たっぷり。
まるで天然系雑誌の一場面のような・・
最近はやりの、自然と一体となって自分らしい田舎暮らし、という趣旨の雑誌に出てきそうなロビーです。
なんだか、いちいち絵になるのもその歴史のなせる技でしょうか。
ついついおしゃれ写真を狙いたくなってしまいます。
作為的、人工的ではない、本物の歴史ある建物だけが出せる美しさです。
お部屋は湯治場みたいです。というか、湯治場ですね。
トイレや流しも共同で、湯治場ならでは。
お風呂、うまく撮れませんでした、残念・・
メイン内湯は非常に特徴的です。脱衣所から木製の階段をおります。
天井が高く開放感があり気持ちいいです。
湧きたての源泉の上に湯船が作ってあるそうで、つまり真下からぶくぶくお湯が湧いてきているということです。
お夕食です。
ところどころにちょいちょい青森らしい食材が使われています。
「みず」という山菜のようなものを初めて食べました。
青森の食は思ったより個性的だということを知りました。
朝食です。すじこつき!
その歴史あるたたずまいに完全にノックアウトです。いいお宿でした。
ただ人気があるのか結構賑やかでして、静かな山の宿、というわけではありません。
東北の素朴な湯治場、という感じです。
次回宿泊するならもうちょいお部屋をランクアップしてもいいかな、と思いました。
秘湯スタンプで無料宿泊したい度:★★★★☆
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蔦温泉 蔦温泉旅館(JTBのホームページ)